「やはり自分にはこれしかない!」
くすぶっていた火が再び点いた瞬間でした。ブランクはあったものの自身が唯一続けてきたベース、音楽がまさか福祉の世界でこんな形で活かせることができるとは思ってもみませんでした。
Birth神戸は音楽活動とアート活動に力を入れた作業所で、音楽や絵画などのアートに熱心に取り組む障害者の方がたくさんいて、毎日が驚きの連続で刺激を受ける日々となりました。
作業所に通う利用者とスタッフとで結成された楽団Birthコウノトリでベース担当として活動をし始め、再び音楽活動に取り組むことになりました。
Birth神戸との出逢いを通じて、全ての物事はこうやって繋がるんだということが感じさせられました。
僕自身メジャーデビューしたバンドからの脱退、音楽を辞めて会社員になってからの挫折と今にして思えば
いくつかの逆境を経験し、正直もうダメかと思う事もたくさんありました。
ですが、人生はいつからでも再スタートを切れるし、過去は変えられませんがその過去を今に活かし、これからの努力で未来は変えられると今ではそう思っています。
自分自身の過去が今という未来に繋がったように。
Birth神戸の取り組みが、事業所だけの事では無く、福祉の世界の未来に繋がっていくことを願って、日々努力を重ねていきたいと思います。
魂の宴実行委員代表
NPO法人Birth神戸 就労支援スタッフ
加賀山 匡
※この文章の前半は、クラウドファンディングプロジェクトページ
「魂の宴☆神戸の代表的なライブハウスから世界へ☆
みんなのおもいを届けたい!」で紹介されています。